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進行協議(4)

2013年9月5日午前10時30分より、那覇地方裁判所で4度目の非公開の進行協議が行われました。原告側は加藤弁護士、赤嶺弁護士、喜多弁護士、原告2名(長嶺、屋嘉比)、被告側は被告の代理人2名と大学の代理人2名が出席しました。

最初に原告側の加藤弁護士が、立証の中心課題とする点をまとめた書類を提出。「客観的な証拠と関連する内容を取り上げた。これは被告についてまとめたものである。大学側については別途準備する。」などと説明しました。裁判長が「証人尋問の予定はないか」と大学側に訊ねたところ、「当時の担当者が本土に転勤し、尋問に出てくるのが難しい。陳述書は提出する。」と、前回の期日と同じ返答をしました。

裁判長は前回同様、双方に和解の可能性について打診。被告側と大学側の負担する和解金額も提案しました。
被告の代理人は「他の人も訴えられている。」「環境を整備しても人間関係は変わるものではない。」「日常会話が録音されている。」などの理由で和解はできないと答えました。
加藤弁護士は「被告との話し合いは難しいと思う。検査部・輸血部は現在も会議などの話し合いの場がなく、原告らが意見を言えない立場に置かれている。組織の体制としては不十分である。」と原告らの状況を伝え、さらに「そのことについては大学側の対応にも問題がある。裁判に関係なく、組織体制のあり方について大学側にも対応を考えて欲しい。」と主張しました。これに対し大学側は「大学の環境だけの問題なのか分からない。大学はこれまでやれることはやってきたつもりである。」と述べました。

被告側から「日常会話が録音されている。」と指摘されたことに対し、加藤弁護士は「そのように言われると、では録音するように追い詰めたのは誰かという話になる。そもそも原告が最初に大学へ相談したときに、大学側から録音を勧められた経緯がある。」と反論。さらに「環境を整備すれば、原告は録音しないという約束は可能である。」「ローテーションや女性職員も夜勤体制に組み入れるなど、平等な体制を組めば個々の信頼関係は築いていける。」などと主張しました。また、原告らの配置についても「実際に現場を見たが、オープンフロアの中に高い壁を設置して原告らを押し込んでいる感じがした。被告は年齢差をつけると言っているが、実際には一般検査室は年齢がほぼ同じ原告だけが占め、次世代への技術の継承ができなくなっている。他の検査室では年齢差を付けて配置している。」と指摘しました。
加藤弁護士は女性職員の夜勤免除の件にも触れ、「労働委員会と斡旋が成立したが、未だに男性職員だけで夜勤をしている。全国の大学病院では琉球大学のみである。原告が怖いから夜勤ができないという主張もあるが、その原告が退職した現在も女性職員の夜勤は実現していない。」と指摘。被告側は「そういうことではない。セキュリティーに問題がある。」と述べてこれを否定。さらに労働委員会との斡旋についても「被告は大学から知らされていなかった。裁判になって分かった。」と答えました。
和解の可能性について、被告の代理人が「本人にその(パワハラの)認識がなく、和解を望んでない。」と述べたところ、裁判長は「本人にその認識があるかどうかという問題ではない。嫌な思いをされてきた方々がいることが問題である。」と指摘。被告と和解について話し合うよう求めました。

裁判長は何度か和解について打診。最後に「どういう点が問題なのか、どういう点を改善したら良いのか、それぞれ和解の条件について考えるように」と述べ、次回も非公開の進行協議を行うことを告げました。期日を10月1日火曜日、午後3時に決定し、終了しました。
                              以上
(原告らの感想)
原告らが大学に申立てて4年半、提訴してから2年半経過しました。現在も職場環境は改善することなく原告らは厳しい状況に置かれています。被告側が和解を望んでないため、今の段階での和解は難しいようです。原告らは条件次第と考えています。次の期日までに和解の条件を検討していきます。現状の職場環境の改善にとどまらず、将来も見据えて考えたいと思います。
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